※弊社は「尾栓」部分のみの修理製作を行うものであり、銃の製作・改造を行うものではありません。
◆火縄銃の尾栓部分のオリジナル製作。
16世紀にヨーロッパから東アジアに伝わった火縄銃。それ以降国内で鍛治職人により製造され、実際の戦場で使用された物や、有名職人による装飾が施され銘が打たれた物など多くが存在しております。こんにち製造から数百年が経過して、経年劣化と使用による不具合等ある個体が増えてきています。
※「尾栓」部分はお客様自身で取外しを行ってください。彫金部分や銃身の変色・変形等のおそれがあるため、弊社では取外し作業は行っておりません。尾栓部分のオリジナル製作に関しては、尾栓部分を取り外した状態で弊社へ送付ください。
弊社では、お客様で取り外していただいた「尾栓」部分を清掃し、新しい「尾栓」を、その銃身に合わせてオリジナルで製作します。
錆びの付いた尾栓部分を、研究を重ねた当社独自技術により銃身のネジ部分を詳細に独自方法にて計測、オリジナルの新しい尾栓をs45c快削鋼を削り出して製作します。
当時は量産技術がなく、一本一本が手作業で製作されましたので、二つとない組み合わせで作られています。それを現代に同じくして製作いたします。
もちろん、古い(当時の)尾栓もご返却。新しい尾栓を取り付けて返送いたします。
尾栓本体が破損していたり、尾栓部ネジ山の摩耗がひどいものでも、銃身部分のネジ山が残っている場合は製作が可能の場合があります。
この「尾栓」修理を行う事により、イベント等での空砲発砲が可能になったり、文化財としての歴史的価値、またコレクションとしての価値も数段上がる事になります。
ご依頼の流れ
◇お問合せ、こちらからご連絡。
◇お手元の銃身部、尾栓部の画像を様々な角度から撮影、送信していただきます。
◇画像を元にメールか電話にて、状態を双方で確認します。
◇免責事項、注意事項等に同意していただき、銃身、尾栓部に問題無しと判断の場合のみ、ご依頼を承ります。
◇銃身と尾栓を、お客様から当方へ送って頂きます。(尾栓は取り外した状態で送付ください。送料お客様負担)
◇費用、必要期間等詳細を打ち合わせで決めていきます。
◇費用をお振込み頂きます。
◇製作完了次第、お客様にご連絡いたします。
◇当方から着払いにてお客様の元へ発送いたします。
※当方は「尾栓」部分のみの製作修理を行うものであり、銃等の製作及び改造を行うものではありません。
きっと満足いくものをご提供いたします。
ご検討いただき、ご依頼をお待ちしております。
<注意事項>
※細心の注意をはらい製作を行いますが、ごく稀に尾栓部の変形、破損、銃身の変色、変形等が無いわけではありません。打ち合わせ時に画像等で、お断りする場合、「破損の可能性の同意書」に同意いただけない場合、ご依頼をお断りします。